2021 April

 

   
 
 

軽井沢の隣人は素敵な木の香りのするお宅にお住まい。久しぶりにお尋ねすると母の作品の絵葉書が額に入って飾られている。魔除けの唐辛子と小さなリースも可愛らしく母がそこに居るような気がして嬉しい。

 

 

 
 

今シーズンも滑り納めは高嶺高原の浅間2000スキー場、春の雪はやはり難しく早々に切り上げ高原ロッジで寛ぐ。サロンにある不思議な暖炉は遠赤外線で温まる仕組みとか。火や薪の心配もなくインテリアとしても素敵、そしてとても暖かい。

 

 

   
 
 

お土産に頂いたオーガニックの卵、パッケージに入っている卵と違って色のグラデーションも美しくオブジェのような卵。その殻の固さと大きく盛り上がった黄身に驚く。卵かけごはんもワンランクアップしそう。

 

 

 
 
 

友人から届いた京都の老舗料亭がプロデュースした焼き菓子。紅芋のスィートポテトや抹茶風味のサクサクしたパイ、美味しい日本茶がセットになって居るのも嬉しい。コロナの影響で旅行や外食は難しくても素敵なスィーツでちょっとした旅気分。

 

 

 
 

パリの我が家のご近所にもあるベルギー発祥のパンのブティック「パン・コティディアン」、パリと全く同じインテリアで何とも懐かしく秤売りの特製パンも美味しそう。コロナの影響で全てがラッピングされているのも衛生意識の高い日本ならでは。

 

 

 
 
 

オレンジピールやレモンピールなど柑橘類のコンフィはコーヒーにもシャンパンにも合うお気に入りのスィーツ。珍しい柚子のピールは香りも素晴らしく日本茶にもぴったり。酸味のあるレモン風味のホワイトチョコレートにミモザの砂糖漬けを纏った春のチョコレートも最近のお気に入り。

 

 

   
 
 

主人のお誕生日にゼミの卒業生の皆さんと寄せ書きのカードを作る。卒業して10年も経つと思うとご一緒したパリの建築見学など数々の思い出が蘇り感慨深い。皆さんの活躍の近況を聞くのも嬉しい。

 

 

   
 
 

私の手元には数枚しか残っていない子供の頃の版画の年賀状、初等科の先生が保管していらした賀状を全て揃えてお返し下さる。一番上手に摺れたハガキを先生にお出ししていたのだろう、並べて見ると少しずつ構図や文章の成長が解る。先生の温かなお気持ちに感激する。

 

 

 
 
 

母が亡くなってもう6年も経つと思うと時の流れの早さに驚くきつつ、形見の作品をまた少し整理する。額装のない色紙作品を頂いた海苔の桐箱に並べて保管することに。久しぶりに見る干支の押し絵、母らしい図案の構成と布地の選び方にしばし見入ってしまう。

 

 

 
 
 

軽井沢ではお客様の時にはエスプレッソを入れる長年の習慣。年季の入った道具を丁寧にお手入れしたりデミタスカップを揃えたり、そんな静かな時間に癒される。コーヒーに合うスィーツをあれこれチョイスするのも楽しい。

 

 

 
 
 

最近は対面の打ち合わせや友人と会う事も少しずつ復活し「感染対策がきちんとしている所」とお店のチョイスも慎重、新しいお店を知るチャンスでもある。ギリシャのミコノス島のような真っ白な壁に絵皿が並ぶ欧州料理のレストラン、アクリル板が白壁に反射してビルの中とは思えない素敵な空間。

 

 

 
 

今年もゼミの卒業パーティーは中止、お祝いの気持ちを真白いシャツと寄せ書きのカードに託しプレゼント。思い出のシーンをプリントしたカードにプラハやウィーン、パリでご一緒した日々がフラッシュバックする。

 

 

 
 

一雨ごとに春らしくなり公園の芝生が一気に緑になる。生い茂る雑草の中に懐かしいぺんぺん草やシロツメ草、可愛らしいテントウ虫も・・・。四葉のクローバーを探したりシロツメ草のネックレスを作った子供の頃を思い出す。

 

 

 
 

緊急事態宣言の中で数少ない「安全・安心」な空間、美しい皇居のお堀をバックにたっぷりと活けられたミモザにヨーロッパの春を想う。ゴージャスでダイナミックなアレンジはホテルならでは。

 

 

 
 
 

いつもマニアックな美味しいものをプレゼントして下さる方から頂いたわらび餅、まずはその「高さ」に驚く。プルプルもっちりした食感と重量感のあるヴォリューム、見え姿も美しく深々と美味しい・・・。

 

 

   
 
 
 
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同級生から同窓会の名前、「すずらん会」にちなんだ美しい鈴蘭の花籠が届く。見たことのないほど大粒の花々、芳しい香りがサロンいっぱいに広がる。聴覚障害を持つ方々が働くお花屋さんからお届け下さるそのご配慮にも感激、「手話によるチャリティー活動」の背中を押して頂いたようでとても嬉しい。

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